Chic「Le Freak」


Chic「Le Freak」1978年、アルバム「C’est Chic」収録、及びシングルカット。Chic(シック)の代表曲。

“Le”はフランス語読みで「ル」。“Freak”は色々な意味があるのだが、ここでは「熱狂」あたりが適当であろうか。
サビで続く“C’est Chic”という言葉もフランス語であり、英語でいう「This is Chic」だそう。

邦題「おしゃれフリーク」として当時の日本でもディスコで受け入れられた。まあちょっとヘンな邦題ではある。フランス語が入ってるからおしゃれなのか?

ChicはギターのNile RodgersとベースのBernard Edwardsを中心としたグループである。(他のメンバーは色々入れ替わっていた模様)
Nile Rodgersのギターカッティングはリズムを刻みながらも和音が動くという特徴的なもの。
このLe Freakでもそれがいかんなく発揮されている。KeyはAmなのだが、5フレット付近のEmの形を起点として指を組み換え、格好いいフレーズを作っている。正確な弾き方を知りたいかたはYouTubeを漁ってみよう。

私は1人きりの弾き語りなので、簡略化したローコードでゴリゴリやるしかない。
コード進行は基本的に、たった1種類を延々と繰り返すのみ。
原曲は女性ヴォーカルでAmだが、私は男声なのでF#mでPlayした。ただ原曲もそれほど高くないので、男性でも声が高い人はAmでできるかもしれない。もちろんGmなりG♯mなり、ちょうど良いところは色々あるだろう。

シングルバージョンでは途中で切り上げられているが、アルバムバージョンは終盤の間奏でストリングスが入って響きが変わる。弾き語りでは省略してもよいと思うが、一応コードを掲載しておく。

こぼれ話:Chicの2人が最初にこの曲を思いついた時の歌詞は、「Aaahh, Fxxk Oxx!」という野卑たものだったらしい。

[X=4拍]
Original Key:Am/Sheet:Em/Hi:e

【繰り返しパターン】
Em(7) A→A9/G

【終盤の間奏】
Em/G Em/G A/G A/G | Em7/G Em7/G A/G A/G
Em/G Em/G Em11/G Em11/G | Em/G Em/G A/G A/G
Em7/G Em7/G A/G A/G | Em7/G Em7/G Em11/G Em11/G
Em/G Em/G A A | Em7/G Em7/G A A

コメントを残す